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- ┏━━━━━━━━━ 辞 書 編 ━━━━━━━━━┓
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- ┃ マ ・ ミ ・ ム ・ メ ・ モ ┃
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- ■マイクロソフト
- ビル・ゲイツ率いる,アメリカの超大手ソフトハウス。MS-DOS,MS-
- Windowsの開発,販売元。
- (→ 09: ビル・ゲイツ の項参照)
- (→ 22: 文章編9 参照)
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- ■マウス
- (1)ハムテルの友人,二階堂の苦手なもの。(2)個人的には,あらゆるソフト
- ウェアで,右クリックを「取り消し」に統一してほしいポインティングデバイ
- ス。
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- ■マクロ
- プログラムのソースを書く場合などの用語で,「マクロ定義」「マクロ命令」
- といったような使い方をされる。簡単にいうと,いくつかの命令や機能の組み
- 合わせを別の単語(命令)やキーボードのキーに定義して登録すること。
- 最近は,「VZ Editor」や「日本語Brief」といったテキストエディタに
- おいて,自分用に便利な機能を組み合わせて設定する機能(外部マクロファイ
- ルやキーマクロといった言葉が使われる)が強化され,テキストエディタであ
- りながらマクロの組み合わせで簡単なアクションゲームが書けたりするご時世
- になってしまった。
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- ■マッピング
- アイスクリームの上にアーモンドスライスやチョコレートをまぶすのがトッ
- ピング。レイトレーシングのデータ中の,丸や四角のオブジェクトの表面に特
- 定のグラフィックデータを貼り付けるのがマッピング。円柱のデータの表面に
- 水玉模様のデータを貼り付ければ,水玉模様の円柱を描くことができる。さら
- に,木の肌のようなデコボコしたデータをその円柱に貼り付ければ,木の肌そ
- っくりのデコボコ感を,水のようにウネウネしたデータを貼り付ければそのウ
- ネウネ感をそのまま出せるような効果をもったマッピングを,バンプマッピン
- グという。(→ 25: 文章編12 参照)
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- ■マニュアル
- 分厚ければ重いとしかられ,薄ければ内容がないと叩かれる,ハード・ソフ
- トの「取り扱い説明書」。初心者向きに書くとヘビィユーザーには使えないと
- 馬鹿にされ,ハードに詳しく首を突っ込みすぎると初心者のことを考えていな
- いと新聞に投書される。持ち主が一度も目を通さないので装丁だけはいつまで
- も美しいが,当然古本屋に引き取ってはもらえない。
- そんなマニュアルを切に欲しがるのが,実はソフトの不法コピーユーザーだ
- けだったりする。そうしたものだ。
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- ■マルチウィンドウ
- 現象面だけ簡単に説明すると,画面上に窓にあたる四角い枠がパコパコいく
- つか開いていて(位置,大きさはまちまち。重なっていることもある),それ
- ぞれにテキストが表示されていたり,ゲームが走っていたりするような状態を
- 示す。重い,スクロールが遅い,メモリを食う,プログラムが組みにくいなど
- など数々の特色があり,世界中のパソコンのCPUの高速化競争に拍車をかけ
- ている。うんざり。(→ 20: 文章編7 参照)
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- ■マルチタスク
- (→ 20: 文章編7 参照)
- (→ 21: 文章編8 参照)
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- ■マルチメディア
- 最も近い日本語を探せば,「歌って踊れる」だろう。くどい言葉を使えば,
- 画像(動画・静止画),音声,文字などの多様なデータを,多様な情報媒体
- (メディア)に詰め込んで有機的・融合的に利用することなのだが・・・・ああ,
- やっぱりくどい。つまり,歌いながら踊ってみせれば,歌だけのとき,踊りだ
- けのときより格段に拍手が大きい,と,まあ,そういうことだ。
- なにしろ,この数年間,マルチメディアという言葉を説明する際に,実証す
- るものとしてはMacintoshしかなかったため,マルチメディアについて地に足
- のついた定義は必ずMacで実現済みの「コンピュータとVTR,LD,CD-
- ROM,MOとの複合的な結びつき」ということになってきた。別に,「ファ
- ミコンとランドサット,ポケコンと浅草花屋敷との運命的な結びつき」でもよ
- さそうなものだが。
- さて,このMacで実現されているマルチメディア,IBM PC系マシンで
- それを真似っこしようとするのがMS-WindowsMMEであり,MPC規格で
- ある。したがって,TOWNSの場合,なにも慌ててあのMS-DOSを作っ
- た(←悪口だよ)マイクロソフトが開発,提唱しているものを追うこともない
- ように思われる。真似するなら本家Macを真似すべきだし,またそれ以上の王
- 道は,自らのマルチメディア環境を追究することだろう。
- (付記:あきれたことに,この1年で,またしても「マルチメディア」の言葉
- の意味は大きく変貌しようとしている。どうやら,次のターゲットは,インタ
- ーネットを介した「情報スーパーハイウェイ」なるネットワーク上でのさまざ
- まなデータのやりとりをもってマルチメディアというらしい。これ以上詳しく
- 書いても,また1年後には書き換える必要が出てくるのだろうかと思うとげん
- なりすることである。)
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- ■マン・マシン・インタフェース(MMI)
- ユーザーからみた使い勝手のこと。(→ 20: 文章編7 参照)
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- ■ミュージックエディタ
- (→ 23: 文章編10 参照)
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- ■ムック
- 雑誌(Magazine)と書籍(BOOK)の中間にあたる存在。形態は雑誌に
- 似ているが,出版社→流通業者→書店といった流通の過程において,発行時期,
- 経費,返品等の処理で書籍と同様の扱いを受ける出版物。
- Oh!FMTOWNSは原則的に「雑誌」だが,流通上の規定によって,雑誌に
- は一定以上の厚さのビニール,プラスチック等の付録を付けられないため,3.
- 5インチの「太っ腹FDシリーズ」を付けるためにはその号のみ「ムック」に
- する必要があった。書店で定期購読をしている方などは,付録の付く号につい
- ては前もって書店の人に相談しておくと安心。
- なお,「メディアミックスの時代に,雑誌の付録にそんな制限を設けるのは
- おかしい」とする声もあるだろうが,もし雑誌に添付する付録を無制限に許し
- た場合,企業とタイアップした付録合戦がエスカレートし,特定の企業ないし
- その企業の傘下にある雑誌のみが部数を伸ばすなど,言論の自由に抵触する恐
- れもあるため,いちがいに柵を取っ払ってしまえばよいというものでもない。
- (付記:1994年の6月より,3.5インチFDは雑誌付録として認可される。C
- D-ROMはいまだ不可。)
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- ■メディア
- media。mediumの複数形で,手段,媒体と訳される。
- ・・・・などと気取ってもしかたがない。メディアとは,単に,「情報を受け渡
- しするためのウツワ」のことである。かつて,豆腐のウツワといえばアルマイ
- トのボールであったように,コンピュータではそのウツワはフロッピィディス
- クや磁気テープやCD-ROMやMOやICメモリカードに求められる。マル
- チメディアといえばウツワがマルチにあることだし,メディアミックスといえ
- ばミックスピザのようにウツワが種類もふんだんに取りそろえられていること
- だし,ふしぎの海のメディアといえば性格の悪いベジタリアンのウツワのこと
- である。馬鹿なことを書いているうちに,だんだん自分に腹が立ってきてしま
- った。
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- ■モデム
- MODEM。コンピュータを通信回線に接続するための,難しくいうと「変
- 復調装置」。パソコンからの直流のデジタル信号は,そのままでは電話回線で
- 利用できない。そのため,交流のアナログ信号に変換する機構が必要になるが,
- それを受け持つ周辺機器がモデムである。・・・・などという七面倒くさいことは
- 知らなくてもDAIJYO/V。ともかく,パソコン通信を行うためには,モ
- デムなるものが必要なんだな,と。それだけ。
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- ■モデラ
- モデムの複数形・・・・まさか。(→ 25: 文章編12 参照)
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- ■モトローラ
- アメリカの大手電気機器メーカー。ラジオ,自動車用音響機器,家庭用電子
- 機器等の生産が主で,半導体チップにおいても6809,68000など,数々の内部
- 仕様の美しいMPU(マイクロプロセッシングユニット)を作り,パソコン,
- ワークステーションで多くのファンを集めている。・・・・が,現在では携帯電話
- に関する強引な経済圧力のモトローラ,のほうが通りがよさそうで頭が痛い。
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